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今度はちゃんと書きますか -「今度は愛妻家」へのツッコミ

2011 02 11
「今度は愛妻家」をレンタルDVDで見たところ、
あまりにあんまりだー、という気持ちになったので
ちゃんと長文を書いてもみようという気になりました。
レッツアウトプット。

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中谷まゆみ

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というわけで、ネタバレ全開で行きます。

話を整理しよう。
とりあえず登場人物の名前も忘れてしまったので、公式ページで確認。
うん、初めて見た。

映画「今度は愛妻家」公式サイト
http://www.kondoha-aisaika.com/




ストーリー



俊介とさくらは夫婦。俊介は写真家で、さくらは元教師。
献身的に俊介の世話をしようとするさくらに対して、俊介は冷たくあしらう…といったような、
ありがちと言えばありがちな夫婦の日常が描かれている。
決して仲が悪いというわけではない。俊介はそう思っていたし、それが普通だった。
だが、さくらの方は疲れてしまっていた。

ある日、さくらは俊介に離婚を言い渡し、家を出ていってしまう。
…が、5分そこらで帰ってきてしまっている。見透かすように俊介が言う。
「おまえ、本当はこの家出たくないんだろ?」
そして、この映画の核の部分を示す一言がつぶやかれる。
「さくら、なんで死んじゃったんだよ」

俊介は「そこにはいない」さくらと会話をしていた(という設定だった)。
しばらく写真も撮る気にもなれず、外へ出ても近所しかぶらつかず、家ではいない妻と会話をしている姿こそが「現実」の俊介だった。
そんな俊介の姿を見かね、周囲の人達は「もう前に進めよ!」と促す。
反発する俊介だが、1周忌を迎えて俊介は前へ進み出す。

というのが、僕の見たストーリー。
端折っているけれど、大筋はこんなものだ。




「愛妻家」ってそれでいいの?



さて、早速ツッコみたいのが「今度は愛妻家」というタイトル。
これ自体がトリックとも言われたらそれまでだけど、観終わった後の納得感、微妙。
だって、妻がいなくなっているのに「愛妻家」なんて。
いないはずの妻をこの世に登場させて、現在進行形でワタクシ愛妻家ですなんて言っていいのかい?
「俺が愛妻家だったらこうしてただろう」by俊介 の表現に見えてしまう。

そして、、
枕営業して写真を撮ってもらおうとした女優候補を、(妻の影を察知して)最終的に抱かずに帰した、とか、
近所のショップの女を飲みに誘ったけれど、(妻の影を察知して)結局無しにした、とか、
こういうのは愛妻家の内に入る…のかなぁ。。
愛妻家として何かを通している感じがしない。




俊介は別におかしくない?



設定上、俊介はさくらの幻(オバケ)を見ており、それに日々話しかけている。
ご飯はまともに作ってない、掃除は義父に任せっきりだし、
そして何より写真を撮らなくなって収入がない。貯金も底をつきかけている。
まぁ「この人やばいなー」と思わせるには充分だ。あ、この点はね。

だが一方で、俊介は妻の幻と話していることに充分自覚的で、まともな素振りも見せる。
さくらの幻と話している時も、それは家に誰もいない時だけ。
誰かが居ると「ほら、こいつ人がいると無口になっちゃうんだよ」と言ってた。
そこそこ健全で、俺変なことしてますよーと認められるくらいの精神状態ではあるように見えるんだけれども、、
それに対する、周囲のお涙頂戴の演出丸出しで嗚咽しているさまは何だか独りよがりに見えて仕方がない。

そこまで含めての演出なのかな。
「てめえらの勝手なモノサシで俺の悲しみ方にケチつけんじゃねぇ!」と言いたげな。




キャラの使い方雑じゃない?



ふかわりょう風に3回言ってみましょう。キャラの使い方雑じゃない?×3。
言ってるうちにそう思えてきますから。

で、言いたいのは、登場人物を使い切れていないんじゃないの、という疑問。
上記のストーリーでは敢えて端折って書いたけれど、
夫婦以外の人物にそこまで重要なエピソードがなく、要約で端折っても問題なく書けてしまう。

それぞれの人が人生観などなどの思いをじっくり説いてくれるのですが、
渦中の中心人物(=俊介)は彼らが想定している以上にまとものようだし、「で?」という感じ。
ショップの女や、さくらを慕う元教え子の男はもはや何のために出てきたかもわからず、
演劇発表会における「草」にも徹せない中途半端な役どころ。
物語を見ている自分としては、そのキャラの雑さのおかげで振り回されたかな…。




そんなわけで



最後に、個人的にはがっかりしたのでおすすめはできません。
どこで泣けばいいのかは映画が教えてくれます。
個人的にはツッコみたくなる点が多くて、批判的思考に役立ちました。
毒舌感想文でサーセン。




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