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とかくこの世はバラエティ。

2008 02 23
ほんとはこわい「やさしさ社会」 (ちくまプリマー新書 74)ほんとはこわい「やさしさ社会」 (ちくまプリマー新書 74)
森 真一

筑摩書房 2008-01
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「ほんとはこわい『やさしさ社会』」を読みました。

「やさしさ」「楽しさ」が無条件に善いとされ、
人間関係のルールである現代社会。
とこの説明は背表紙のままですが、
この暗黙のルールの怖さに迫る内容です。

このルールは怖さはしょっちゅう思い知らされますな。。
つい友達の悪行に対し「それはどうなのよ」と
ズバリ指摘することが多いのですが、
慣れきってない友達は面食らうのですね。
で、「あいつはキレる」とレッテルを貼られたりする。
どうも今は反抗してはいけない時代のようです。
「キレてないよ」すら一時期は冗談扱いされてましたし。。。

そんなルールの背景に「楽しさ至上主義」があり、
そのキーワードとして「対等性」「キャラ」「空気を読む」
が挙げられています。

「対等性」はともかく、「キャラ」「空気を読む」は僕にとっては確かにこわいですな。
この2つのせいで、どこか会話がバラエティ番組のようでなくては
いけないような重圧感を覚えてしまうから。

以前言われた「たとえ許せなくても笑いに変えないと」という
アドバイスに違和感が残ったのはこの辺だと思います。
たぶん、かなり高度な技量を必要とするので
当たり障りのない発言レベルに収束する人が大半でしょう。
でもって、なおコミュニケーションがバラエティ番組化していく。

その楽しさを乱す人には容赦なく負のレッテルを貼り、
場合により集団で貶めるのだから「こわい」わけです。

どうも発想が刹那的、脊髄反射的なので
僕は賛同しかねるんですがねぇ。。
時間だけが過ぎていくし、未来志向にもならないし。
TPOだとしてもパーティーの類しか思いつかない。

といっても僕もどっぷりこのルールに支配されて、
「これ言っちゃまずいかな」とためらうことの連続だったり。
「でもやっぱり言わなきゃな」と思うのが、上記のズバリ指摘に至るタイミング。

こういう「気にし方」が一般には「気にしすぎ」のようですが。
そうではないはず。

ちなみにこの本、読みやすいので1時間そこらで一通り読めますよ。
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