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これから大学院へ行く人へ2

2007 09 27
続編と言うことで。
何の因果だかわかりませんが、
こんな記事まで見つけてしまいましたわわたし。

アカデミアへの進路の固定はどうしてなのか - うすっぺら日記
http://d.hatena.ne.jp/lanzentraeger/20070915/p2

なぜアカデミア志向は瓦解したのか - うすっぺら日記
http://d.hatena.ne.jp/lanzentraeger/20070916/p2


これはまたすばらしい長編大作。
うすくないぢゃん、、というつっこみはさておきこの記事、

「なぜ長い間、企業就職する思いがなかったのか」
「企業就職する思いがなかったのに、なぜそれが現れたのか」

と分けて書かれています。
とりあえず読んでみたら良いと思います。

以下まじめくさいモードに入ります。

なんで就活しなかったか、のところについて文章の流れに沿って触れて見ます。
ちなみに自分はD1。

研究の楽しさを知ることと、進路選択時期のタイミングの悪さ
ここはよくわかる。慣れてくると少しずつ研究の進め方と研究の意義なんかは整理され、面白みが増してくる。
進路選択についても、自分は環境は違えど理解できる。
大学院を変え、それに慣れてきたところで進路選択を迫られてきた。それを覚悟して入ったけれど、いざ直面するとやはり心理的なプレッシャーは大きく感じていた。

ところでなんであんな就活って早いの?
企業が青田刈り精神丸出しだから?
真面目な学生はインターン等利用して早くに進路意識を醸成するから問題なし?
優秀な学生の取り合いに尽力しすぎてミスマッチを増やしてはいないだろうか。

アカデミアという空間に所属することによる、価値観の固定化
あるあるwwwといっても、
>就職することはドロップアウトであるという印象
ということではなく、
>世俗への排他的意識が強固になっていく。
という意識に感じる。
学部・修士で就職する人にはある種の諦めを持って接されるケースが多くはないか。まぁ成果も半端だし(先生方にとっては)金を落とさないし、おいしくないことはわかる。

単一化した評価と、成果に対する執着
これは非常に強烈。「一心不乱に研究に打ち込まないと生き残っていけない」という気持ちが視野を狭めている。どうして一極集中なのか。
で、↑のようなケースも現れる。

恵まれた環境による影響
少なくともうちではそう思うようにされていますが(笑)

企業との接点、アンチ企業
アンチ企業の発想は持たざるを得ない。
「企業の歯車になりたくない」とはよく思う。社会人生活を経て鬱々とした表情を見せる同期の連中に会うと益々考える。
こんなものも読むとさらに不安になってくる。
鈍感力とやらの足りない自分を不健康な足踏み状態にさせようとする。

わが子の将来を考えるとき、親がよくする勘違い - MyNewsJapan
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=750


ここでは一部しか読めないが、プレジデントファミリーの本記事を読むと
「サラリーマンとして生きることは今後、報われないことのひとつだ」とか何とかまとめられている。
かといって、一方で博士の就職問題は話題になっている。
今大学院にいる人たち(自分含め)は一番頭を抱えているのではないだろうか。。

研究室内の他の人間からのアドバイス
と、いうかこれに関しては、
研究室という閉じているかつモノカルチャーの世界で研究以外の助言を求めるとイチイチ尾びれ背びれがついて飛んでいくので面倒なだけ・・・というのを感じているのですが・・・


これを受けて次では何故「就職」に踏み切れたかが書かれています。
こちらのコメント。

・アカデミックキャリアが今後まともにもつか種々の理由により不安
・生物学への興味は変わらず、それをビジネスにおいてサービスとしてアウトプットしていたい

という箇所だが、
コメントにもある通り、大学と企業の研究に壁があるようだ。
うまくいっているところはうまくいっている(共同研究で成果を出してるところ、教授のパイプがあるところ含め)が、教授の一声次第とか、とりあえずこき使います的な学生が労働力にしかなっていないところが問題。
で、筆者はその類のところにいた・・・と察される。
おそらく筆者のいる環境の問題に起因するところが多く見られるが、社会問題として騒がれるように、そういった環境は一定数あるよとは言えるのではないか。
アカデミックにいたとしてもビジネスチャンスはある。ただそれが細い。外へのアピール力と、アピールする場が必要。

関連記事でインパクトのある発言があったので引用。

博士の就職活動 - ある理系社会人の思考
http://fotlife.exblog.jp/7447633/

博士の学生さんにはコミュニケーション能力がない,自分勝手で自我が強く,扱いづらい。そんな理由で企業は博士を敬遠しがちだと聞きます。しかし,それは本当だろうかと思います。自我が強いのは分からんでもないですが,自我が弱いような人はそもそも研究者に向いていないと思います。自己主張なく,言われたとおりにやれば結果が出るのなら,今頃世界はノーベル賞で溢れています。それに,研究は一人でするものではないのですから,最低限のコミュニケーション能力がないとやっていけないはずです。前も書きましたが,アカデミックだろうが企業だろうが研究者に求められる能力にそれほど差があるとは思いません。思考の差だけだと思います。

そう、やればできる子。


というわけで大学だとか科学の、問題の方に多くつっこんでしまいました。
さてかくある自分は。と考える時に、こんだけ書ける&公開できる度胸のある人すごいなぁと思ってしまいます。
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